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内臓脂肪症候群の特定健診、ご存知ですか?

内臓脂肪症候群=メタボリックシンドローム。この疾患の主な年代が30代から50代の男性。

つまり、働き盛りの男性諸君が成人病予備軍のメタボリックシンドロームに侵されているわけです。しかもこの生活習慣病が原因で亡くなる人は、死亡者数全体の1/3にものぼるのだとか。

これは、国家的一大事です。国が本気で乗り出した結果、メタボ対策に活用できる「特定健診・特定保健指導」という制度が確立されました。具体的にはどんな内容なのでしょうか?

今回は、メタボ対策の特定健診・特定保健指導についてご紹介します。

【メタボ対策特定健診とは】

《メタボリックシンドロームについて》

メタボリックシンドロームとは生活習慣病に限りなく近い状態にある人を指していて、その定義は、内臓脂肪型肥満と、高血糖・高血圧・脂質異常症のどれか1つが加わった状態。

生活習慣病になると、心筋梗塞・脳梗塞などの重篤な疾患に進行するリスクが高くなりますので、そうなる前に早期解決が望まれます。

《特定健診の目的》

特定健診の開始年齢は40歳から74歳までの人が対象になっています。

このメタボが進行して、生活習慣病に進行する前に健康診断を行う事で顕在化し早々に対処するのがこの検診の目的なのです。

先ずは検診を行い、異常がある場合、医師・保健師・管理栄養士などによる指導対象となり、特定保健指導が行われます。

>>内臓脂肪改善の実験記事

《検査の内容》

(検査項目)

まずは問診で、生活習慣・行動習慣をヒアリングします。次に身長・体重・腹囲・肥満度(BMI) などの身体測定と、血圧測定・血液検査・尿検査を行います。

血液検査では、中性脂肪値はじめ、HDL・LDLコレステロール、GOT・GPT、γ-GTP、血糖、HbA1cなどを測定する事で、血液中の中性脂肪値やHDLコレステロール(善玉コレステロール)・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)などの値を調べて、血液の健康状態を調べます。

尿検査

尿検査では、尿糖・尿タンパクなどの状態を調べます。このほか、医師の判断によって必要と思われる検査項目が追加される場合があります。

例えば、心電図・貧血検査・眼底検査など。これらの検査結果を元に、メタボリックシンドロームの可能性について判断を行い、必要となった場合には特定保健指導対象者としての指導を受ける事になります。

《特定保健指導とは》

前述した検査によって、メタボリックシンドロームであると判断された場合、医師・保健師・管理栄養士などといった専門家からの生活習慣改善の指導が行われます。

その指導内容ですが、すでにメタボリックシンドロームに該当する人に対しては、積極的支援、まだ該当はしないものの、危険性が高い、つまり予備群といえる人に対しては動機づけ支援、該当しない人に対しては情報提供のみが行われます。

メタボリックシンドロームの危険性を認識してもらう事で、メタボリックシンドロームを未然に防ぐことが目的なのです。

では、メタボリックシンドローム対象者に行われる積極的支援・予備軍の方に行われる動機づけ支援及びすべての人対象に行われる情報提供とは具体的にどう違うのでしょうか?

(積極的支援)

メタボリックシンドロームである人に対して、今自分はどういう状態にあり、今後どんな危険が待っているのか?生活習慣病とはどれくらい体をむしばむ病気なのかなどなど、現在の健康状態を認識させる事が一番の目的です。

これによって、自ら率先して生活習慣の改善を行い、医師・保健師・栄管理栄養士などとも協力し合って改善に努められるよう、話し合いを行います。

同時に、改善計画の立案から、実際の行動に至るまで指導を行います。期間は3か月〜6か月間、継続的に行われます。

(動機づけ支援)

これは原則1回のみ行う指導です。現在、自身が抱えている健康リスクの程度を認識し、これ以上進行させないためには、これからどう行動すべきかの動機づけを目的に指導を行います。

(情報提供)

ここでは、メタボリックシンドロームの予防・健康を維持・健康の増進のための生活習慣についての情報が提供されます。

【まとめ】

メタボリックシンドローム、この言葉を始めて聞いた時には、くすっと笑ってオシマイでした。この頃、自分には一生関係ないとさえ思っていました。

しかし、月日が流れ、、、自分自身と夫にせまるその危機に、笑っていられる状況ではなくなってしまいました。

まだ、実際にはメタボリックシンドロームではないのですが、ちょっと気を緩めれば、、、と、そんな感じでしょうか。

生活の充実には、やはり健康は大切な要素となります。何歳になっても、メタボリックシンドローム・生活習慣病は他人事、なんて余裕で笑っていられる自分でいられればと思います。

そのためにも、生活習慣の見直しは急務。食事と運動、そして安眠にストレス発散。一度に全部はなかなか難しいのですが、1個ずつ習慣化して、気づけば規則正しい生活習慣が身についている、そんな展開が理想ですね。頑張りましょう。